旅に出てます。はっとりぃです。
家では永劫眠り続けることが可能なはっとりぃさんですが。
外出先とかで毛布がないと割とすぐ目が覚めてしまうのであった。
というわけで深夜に露天風呂で貸し切り気分を満喫したりしたのでした。
そしてすぐまた寝直したりしたのでした。
でもやっぱりすぐ目が覚めたりしたのでした。
ひょっとして、文筆家みたいに宿で作業すれば効率がいいのでは…!
と思ったけど別に目が覚めるだけで眠いのはかわらないのでごろごろするのでした。
すると太陽と眠気の前では無力と化すこの哀れな老いぼれの弱点に気づいた。
汚らしいあほどもが僕を陵辱しはじめたのでしかたないから起きたのでした。
夜になったら残酷に処刑するからね。
特に目的もないので外をぶらぶらするという雅極まりない遊びに興じると。
声優みたいな声のおばあちゃんがとちもちたべんさいと連呼していたので買ったり。
吊り橋があったのでおおはしゃぎでがらがらどんごっこをしたり。
眼下に川があったので道なき道を下って河原にでてみたり。
半裸になって写真をとったり棒を振ってラスタンごっこをしたり。
昆虫に襲われて狂いそうになったりおたまじゃくしを見て狂いそうになったり。
平家の里博物館のゴミっぷりに景清と大自然に謝れと思ったり。
あまりに意味不明で脈絡のない看板にまるで期待していなかった謎の飯屋が。
実は異常においしくて良心的でおばあちゃんが守護天使にみえたり。
なんか車まで呼んでくれてハンター村とかいうモンハン的観光スポットに行ったり。
また鹿の剥製が売ってたり虫の多さがやばすぎたり謎の頭骨が落ちてたり。
何故か秘宝館が併設されていたりしてこっちは入場料分の価値があったなあと。
満足して一端宿に帰ったけど入り口にあった電動自転車がちょっと気になったので。
レンタルして再び俺たちは風になったのですが電動自転車マジ楽しいですね。
こんなしょぼチャリのれっかよと思ったけど坂道でもすいすいだわー。
なんか速度はいまいちだし体の負担も微少なので漕ぎたいときにはなんだけど。
知らない道をだらだらと観光したいときには最高ねー。
っていうか山で自転車とか生きて帰るなら電動以外ありえないわねー。
まあでも車体が異常に重いのが難点ですが。
刻一刻と減るバッテリーに恐怖を禁じ得なかった。
無事生還したので最後の夜だし大盤振る舞いよ。
囲炉裏ごはんはほんとにおいしいなー、家にあったら太っちまいそうだぜ。
山椒魚の串焼きとかいう魔女アイテムがあったので頼んでみたら。
マジで串に刺さった黒いトカゲがでてきた。
味は食べられない魚みたいな味でした。
目にいいらしいよ。
よーし早速寝るかー。
おやすみ。
コメント
そういえば平家の里では鍋料理がオススメ。
スタンダードに熊鍋もいいけど、うっかり指差したお品書きに「落ち武者鍋」とあったら要注意。
鍋には小手や鉢巻に生首が(景清の)。
もう十年以上前の話なので、さすがに御上の手によって廃止された可能性もありますが。
さすが名誉落ち武者のおのけい先生だ、博識でいらっしゃる。
今では天然の落ち武者がとれなくなったので、村の働かない若者に落ち武者の格好をさせて狩猟しているそうですよ。こわいですね。
鴨鍋ミニしか食べられなかった、今度はがっつり獣鍋をたべたいです。にゃん。